自由律俳句。
だんだんいなくなる駅しらじらと月
酌み交わせば眩しかった君がみんな見える
夜の匂いまた過去になる
喫茶店で一人にされている
街の寂しさ駅に満ちている
悼むよう観覧車
間に合う信号見過ごす
もうなくなる公園西日と手をつなぐ
ここではない海の前で泣くだけ泣いて
夜庭に出たこともくしゃみしたことも
夕立が夏に沸いて出てきた
夢でかいだ匂いであったよ