自由律俳句。
川べりに星が出ても
並ぶ背中が赤く色づくみたいに
夜どこかくじいたような
どんな夜も夜の匂いがする
一本の木を差し出していた
船の往く窓を拭く
口を滑らせて夕立
雨やみの君の好きな十二月
帽子拾い上げもう終わった恋だ
一人寝起きして青空
懐かしい駅を過ぎる
さみしさよ朝に鳴く犬