自由律俳句。
帰る日の朝早く海を見にいく
少し君がいた机
夕凪の島に星ひとつ浮き出る
君も見た象だ
青ざめた夜に血が通い始める
雨がちになり靴がいる
風車白々手を振るいくつもいくつも
二階から誰かを呼んでいる夕暮れ
海に捨ててきた全員分の夏
聞こえている雨の中大人になる
雨ざらしだ声もこの電波も
雨が止みそうな光首都高を飛ばす